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俺物語が打ち切りの理由は?ひどいと言われる噂についても調査

俺物語が打ち切りの理由は?ひどいと言われる噂についても調査

『俺物語』は『別冊マーガレット』で連載し、2015年には鈴木亮平さんや坂口健太郎さん、永野芽郁さんなどの豪華俳優陣を起用して実写化もされました。

そんな人気作品である『俺物語』ですが、なぜ打ち切りやひどいと噂されてしまっているのでしょうか。

そこで今回は、『俺物語』が打ち切りの理由やひどいと言われる理由について調査します。

目次

俺物語が打ち切りの理由は?

2025年7月現在、『俺物語』が打ち切りとなったという発表はありません。

『俺物語』は個性溢れるキャラクターと恋愛漫画らしいストーリー展開で人気を集めました。そして、『俺物語』は2012年から2016年まで連載され、単行本は14巻も発売されています。

また、『俺物語』は実写化だけではなく、アニメ化もされた作品ですが、なぜ打ち切りと言われているのでしょうか。

『俺物語』の漫画やアニメなどが打ち切りとされる理由を詳しくみていきましょう。

駆け足で最終回に

『俺物語』は高校生の恋愛模様が描かれている作品で、入学したタイミングあたりから物語がスタートしました。その後、一般的な学校行事などが行なわれ、時系列も崩れることなく進んでいきます。

しかし、『俺物語』の12巻から13巻に突入した辺りから急展開を迎え、高校3年生という特別な時期に関しては1巻分もないくらいしか描かれませんでした。最終回を迎えるにあたり、一気に駆け足になり、あっという間に終わったことで打ち切りなのではないかと感じられ、噂が出てしまったのではないでしょうか。

アニメも不自然な終わり方に

『俺物語』が漫画だけではなく、アニメも打ち切りだったと考えられているのは、終わり方が不自然だったことが関係しているようです。『俺物語』のアニメは全24話が放送されたのですが、最終回を迎える23話、24話で急展開を迎えました。23話と24話で主人公・剛田猛男に恋のライバルが登場するという話だったのですが、やり取りが2話で終わっています。

『俺物語』の原作では1巻以上使って恋のバトルが描かれていたのですが、アニメでは無理矢理感が出てしまい、それが打ち切りのように感じられてしまったようです。

続編がない

『俺物語』の実写映画は、鈴木亮平さんが剛田猛男を演じるために体重を30kgも増量したり、永野芽郁さんなど人気俳優が出演したりしたことなどで大きな話題になりました。演技力のある俳優が出演したので世界観も再現され、評価も高かったのですが、続編が公開されることはなく、アニメもシーズン2などがなかったため打ち切りになってしまったと考えられたそうです。

ただ、映画に関しては他の映画であれば、主演を務められる俳優が3人も出演しているため、予算やスケジュール的に続編を制作することが難しかったのかもしれないですね。

エピローグ・番外編がなかった

一般的に最終回を迎えた漫画は、時間が少し経過した将来のシーンといったエピローグや番外編が描かれることが多いです。特に、『俺物語』のような学生時代がメインとなっている作品は大学編や社会人編が少し描かれることがあります。

しかし、『俺物語』にはエピローグや番外編が一切なく、剛田猛男たちがどうなったのか分からず終わってしまったので、それを描く余裕がなかったのではないかと感じられてしまいました。その結果、打ち切りの噂が出ましたが、2024年4月24日に8年振りに発売された14巻で番外編が描かれています。

俺物語がひどいと言われる噂についても調査!

『俺物語』は2013年に「このマンガがすごい!」オンナ編1位を獲得したり、講談社漫画賞少女部門を受賞したりするなど人気のある作品です。しかし、一部のファンの間ではマイナス意見が出ているようで、ひどいと言われることもあるとされています。

では、なぜ『俺物語』がひどいと言われてしまっているのでしょうか。

アニメの構成

『俺物語』がひどいと言われているのは、放送されていたアニメの構成が影響を与えているかもしれません。

アニメ版では原作の1巻から9巻までを放送したのですが、ラスト2話で急展開を迎え、残りの部分がカットされてしまいました。視聴者や原作ファンからすれば、アニメでもじっくりと描いて欲しいと思っていたのに、最終回に詰め込まれてしまったのでひどいと言われてしまったのではないでしょうか。

実写映画の続編なし

『俺物語』にマイナス意見が出てしまっているのは、2015年に公開された後に続編が制作されなかったことも関係しているようです。実写版『俺物語』は原作を忠実に再現し、高いクオリティがあり、多くのファンから続編への期待がありました。しかし、ファンの期待とは裏腹に続編の製作に関する発表などはなく、主要キャラクターを演じていた俳優たちは年齢を重ねていきました。

そのため、実写版に関しては内容がひどいというよりも、続編がないことにマイナス意見が出ているという感じなのではないでしょうか。

続編がない

『俺物語』が8年振りに発売された14巻で大学編が描かれ、ファンは続編が続くことを期待しました。しかし、14巻は番外編といったような特別編の回で、15巻などが発売されることなく、終わっています。そのため、剛田猛男と大和凛子のこれからを描いた続編が出ると思っていたのに、続きが出なかったことに不満を持っているファンがいて、ひどいという意見が出てしまったのではないでしょうか。

ただ、元々『俺物語』の作者は、高校生編で終わらせるつもりだったとも発言しているそうなので、仕方がないことなのかもしれないですね。

キャスティングミス

評判の高かった実写版『俺物語』ですが、一部ではキャスティングミスなのではないかという意見も出ているようです。

というのも、高校生の剛田猛男を演じたのは、当時35歳だった鈴木亮平さんです。20代前半などであれば、そこまで違和感がないと思いますが、30代の鈴木亮平さんが高校生役を演じたことに不満を持っている人もいたと言われています。

ただ、『俺物語』の剛田猛男はそこまで高校生っぽい感じではないので、大人である鈴木亮平さんが演じた方がリアルさがあったのではないでしょうか。

まとめ

今回は『俺物語』が打ち切りの理由やひどいと言われる理由について調査しました。

『俺物語』は14巻で大学編などが描かれていたり、最初から高校生編で終わることが想定されていたりしていたので打ち切りという訳ではないと思われます。

また、『俺物語』は続編が出てないことがひどいとされる理由になっているので、それだけ人気があったということではないでしょうか。

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この記事を書いた人

フリーランスの漫画家・イラストライター。日本の漫画と海外カルチャーの橋渡しになるような作品づくりを目指し、漫画に関してのトレンドがもっと面白くなる情報をわかりやすくお届けしています!

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