「推しの子実写ひどい」と言われる理由は?評判は?キャストもあわせて紹介
推しの子は『週刊ヤングジャンプ』で連載され、2024年12月20日に実写映画が公開され、ドラマがAmazon Prime Videoで配信されました。
大きな話題になった作品ですが、なぜ推しの子の実写がひどいと言われているのでしょうか。
そこで今回は、推しの子の実写がひどいと言われる理由や評判、キャストをあわせて紹介します。
推しの子実写ひどいと言われる理由は?
推しの子実写版には、齋藤飛鳥さんや二宮和也さん、成田凌さん、原菜乃華さんといった実力派俳優や期待の若手が起用され、大きな話題になりました。人気作品の実写化ということで期待も寄せられましたが、なぜ推しの子実写ひどいと言われてしまっているのでしょうか。
コスプレ感
推しの子実写ひどいとされるのは、原作の世界観のようにしようと蛍光色の衣装を使ったり、キャラクターのビジュアルをそのまま再現したりしたことで、コスプレ感が生まれてしまい、安っぽさが感じられてしまったからだとされています。
たしかに、原作を忠実に再現することは重要ですが、現実に離れたことなどをそのままにしてしまうと、違和感などが生まれてしまうことがあるので、推しの子実写ひどいとされるのはそういったことが関係しているのではないでしょうか。
キャストとキャラクターのズレ
推しの子の実写版が発表された際に様々な意見が寄せられたそうで、その中にはキャストとキャラクターのイメージが違うといった声もあったそうです。
齋藤飛鳥さんは乃木坂46の元エースとして活躍していたのでアイドル役はイメージしやすいですが、他のキャストは普段の印象と違うのでもっと適した俳優がいるのではないかと言われてしまったのではないでしょうか。
ただ、実際に演じてみたら、しっくりと来たというパターンは良くあることなのでこういった声が出てしまうのも仕方がないのかもしれません。
改変による内容の薄さ
推しの子は2020年4月から連載が始まり、2024年11月に最終回を迎えました。単行本は16巻も発売され、話数は166話という長編です。
しかし、実写化は2時間前後の映画1本とドラマにいたっては8話しか配信されません。映画とドラマを合わせても1クール分しか描くことができないため、原作から大きくストーリーや設定が変えられてしまうことが予想できます。
以前から、実写化に伴って原作から大きく内容が変えられてしまうことは批判されることが多く、推しの子に対しても同様な意見があったのではないでしょうか。
推しの子実写の評判は?
大きな期待が寄せられた一方で、推しの子には上記のようなマイナス意見がありました。しかし、映画とドラマが公開された後の推しの子の評価はどうなっているのでしょうか。
推しの子実写に対する評判をいくつか紹介します。
キャスティングのハマり具合
推しの子実写の評判は、キャスティング面がかなり好印象となっているようです。やはり、乃木坂46に在籍していた齋藤飛鳥さんが星野アイを演じていたのはかなりポイントが高かったようで、他のメンバーも絶賛されているようです。
また、物語の中で重要な鍵を握るカミキヒカルを演技力がある二宮和也さんが演じたことも大きかったとされています。二宮和也さんならではの存在感があったことで、より再現度の高い作品になったのではないでしょうか。
重要なシーンのカット
公開前から懸念点として挙げられていたことですが、映画とドラマだけでは推しの子の全てを描くことができず、重要なシーンもカットされてしまっていたそうです。また、原作ファンからは重要なシーンをカットしているのに、そこまで必要ではない部分が使われているという指摘もありました。
ただ、マイナス意見がある中にはキャスティングされた役者さんの演技力を高く評価する声が多くあったので、もっと長く描くことができたら変わっていたのではないでしょうか。
楽曲が多かったという声も
推しの子はアイドルグループに起きた事件を軸に物語が進むので、作中に登場するB小町が目立つように構成されて仕方がなかったと思われます。
しかし、映画などを観た人からはB小町が歌っているシーンが目立つといった声があり、PV感があったとも言われてしまっているようです。
また、悲しいラストにも関わらず、エンディングがポップで明るい感じで、エンドロール中にもB小町のMVが流れていたため空気感が崩れたと感じる人もいたようですね。
推しの子実写キャスト紹介
良くも悪くも話題になることが多かった推しの子実写ですが、キャストはどういった人が起用されたのでしょうか。
推しの子の主要キャラクターを中心に紹介します。
星野アイ/齋藤飛鳥
推しの子の中心人物の1人である星野アイを演じたのは、俳優、タレント、モデルとして活躍している齋藤飛鳥さんです。
星野アイはアイドルグループB小町のセンターで、エースとして活躍し、高いカリスマ性で人気を集めていました。しかし、20歳の誕生日に行なわれる東京ドーム公演の当日にストーカーのリョースケに指されてしまい、命を落とします。
星野愛久愛海/櫻井海音
推しの子の主人公・星野愛久愛海を演じたのは、父親がMr.Childrenの桜井和寿さんで『アオハライド』シリーズなどに出演している櫻井海音さんです。
星野愛久愛海は星野アイの担当医であった雨宮五郎が転生した姿で、高いコミュニケーション能力と頭の回転の早さを演技に活かしているキャラクターです。また、前世の記憶があるため偏差値は70超えという設定になっています。
星野瑠美衣/斎藤なぎさ
星野瑠美衣は星野愛久愛海の双子の妹で、元=LOVEのメンバー斎藤なぎささんが演じました。
星野瑠美衣も転生した人物で、元々は雨宮五郎の患者で星野アイの熱狂的なファンだった天童寺さりなという人物が生まれ変わったようです。星野瑠美衣はオタク気質ですが、天性の演技力を持ち合わせています。
カミキヒカル/二宮和也
カミキヒカルは星野アイ殺害の黒幕で、星野愛久愛海と星野瑠美衣の実父でもあります。カミキヒカルを演じたのは、嵐のメンバーで数々の作品に出演し、賞も獲得した二宮和也さんです。
カミキヒカルは自らが認めた存在が壊れていくことに快楽を感じているサイコキラーで、表面上は優しく、物腰の柔らかい好青年を演じています。
まとめ
今回は推しの子実写ひどいと言われる理由や評判、キャストをあわせて紹介しました。
推しの子実写ひどいとされていますが、役者さんの演技力などは評価されているので、短い時間で構成するのがマイナス意見に繋がってしまったと思われます。
賛否両論はありますが、推しの子は単純な物語にはなっていないので興味のある人はチェックしてみましょう。




