大人気ゲームの龍が如くが実写化されましたが、その仕上がりがひどいという噂があります。原作が根強い人気があるので、実写化のハードルは高そうですよね。実写に出演しているキャストや、酷いと言われる理由も気になるところです。
そこで今回は、龍が如くの実写がひどいというのは本当なのか、理由やキャストもご紹介します。
龍が如くの実写はいつ公開された?
2024年10月に「龍が如く~Beyond the Game~」がAmazon PrimeVideoで配信されました。龍が如くシリーズは日本だけでなく海外でも人気が高い作品で、実写化が決まった時に話題になりました。監督は、「全裸監督」などの作品の監督も務めた武正晴さんが務めています。
本作は、龍が如くをベースにしたオリジナル作品となっていて、実際のゲームの内容とは異なる部分も多かったようです。
龍が如くの実写がひどいって本当?
龍が如くの実写は、ひどいという評価が多いようです。漫画やゲームなど原作がある作品の実写化は賛否が分かれることが多く、他の作品でも推しの子 実写ひどいなどという意見がありました。龍が如く~Beyond the Game~は、Amazon PrimeVideoでの評価は星1.5とかなり低くなっています。
ストーリーがひどい
龍が如くは、それぞれが抱える確執や過酷な運命など、様々な人間模様が重要になる作品なのですが、そういったところが全く再現されておらず、原作を知っている人は、全く別の作品としてみた方が良いという意見が多く上がっています。また、作品で出てくる「堂島の龍」というのは、原作だと神室町を支配していた堂島組で活躍した桐生のあだ名で、桐生一馬はそんな肩書はいらないというスタンスでした。しかしドラマでは、堂島が神室町を支配する要因になった地下闘技場チャンピオンの称号となっていて、初代堂島の龍に憧れ、自分がそれになりたいという目的で極道入りをします。この時点でストーリーが全く違うことがわかりますよね。オリジナル作品としても特に熱い展開がなく、普通の作品という印象です。
キャラクターの設定が全く違う
主人公の桐生一馬は本来、男気があり信念を貫くような人物なのですが、ドラマの桐生一馬は情けないセリフも多く、喧嘩も強いはずなのに「パンチが全然当たんね~」などというセリフがあったります。原作の桐生一馬を知っている人からすると、このギャップにまず脳が追い付かないという人も多かったのではないでしょうか。また、原作では、風間の親っさんに憧れて極道になった桐生一馬ですが、ドラマでは真逆で風間を嫌うスタンスでした。他にも、真島吾郎は桐生一馬の永遠のライバルという存在で、真島吾郎が主人公になっているゲームシリーズもあるくらい、人気のあるキャラクターなのですが、ドラマではほとんど出てきません。また、真島吾郎は東条会に所属する野島組の若頭なのですが、ドラマでは桐生一馬と同じ堂島会にいます。
ゲームで活躍しないキャラが多く出てくる
佐藤浩市さん演じる佐々木大吾というキャラクターは、原作ゲームでは出てきません。他にもドラマオリジナルのキャラクターが多く登場するのですが、ファンからすると馴染みがないため混乱したようです。また、名前は聞いたことあるけどよく知らない、というようなキャラもよく登場するのですが、その一方で冴島のような重要なキャラクターは、大した活躍もなく死んでいくため、がっかりしたファンも多かったようです。
アクションが微妙
龍が如くはアクションゲームで、ファンは桐生一馬のアクションを期待していましたが、アクションシーンは少なく、派手さもありませんでした。実写ドラマでは桐生一馬の実写では地下格闘技でのアクションでは強い印象が伝わりづらく、ゲームのように街中で豪快にアクションはそこまでありませんでした。
龍が如くのキャストは?
龍が如く~Beyond the Game~に出演しているキャストの方々はこちらです。
キャスト | キャラクター |
竹内涼真 | 桐生一馬 |
賀来賢人 | 錦山彰 |
河合優実 | 澤村由美 |
唐沢寿明 | 風間新太郎 |
青木崇高 | 真島吾郎 |
佐藤浩市 | 佐々木大吾 |
渋谷すばる | 伊達刑事 |
高岡早紀 | 麗奈ママ |
宇崎竜童 | 郷田仁 |
豪華なキャスト陣ですよね。元関ジャニ∞の渋谷すばるさんが久々のドラマ出演となり、ファンから注目を集めました。しかし、実際に実写ドラマを見た原作ファンは、キャストは良いのに内容がひどいと感じでしまったようです。
実写化で評価された点
役者さんそれぞれの演技力は高く、主演の竹内涼真さんも体が仕上がっていて、そういった部分は一部評価されていたり、神室町の再現度が高くて良かったという意見もありました。また、ゲームには出てこなかったドラマオリジナルキャラも、ドラマの中では良い味を出していて、ゲームにも出てきてほしいという声もあるようです。
最新実写ドラマ制作決定!
SEGAのゲームである「龍が如く」と、日本の極道社会を描く映像作品「日本統一」とのコラプロジェクトとして、実写ドラマの制作が発表されました。ドラマの内容は、2026年2月12日に発売予定のゲーム「龍が如く 極3/龍が如く3外伝 Dark Ties」につながる内容となっているそうです。キャストには、本宮泰風さん(桐生一馬役)、山口祥行さん(真島吾朗 役)をはじめとして、中谷一博さん(錦山彰 役)、松田賢二さん(伊達真 役)などの俳優さんの出演が決定しています。配信開始の時期や、どの配信サイトで配信されるのかなどは今後発表される予定で、世界中の人に楽しんでもらえるよう、多言語での展開となるそうです。
龍が如くのおすすめゲーム実況
龍が如くの原作を知らない人におすすめなのが、ゲーム実況です。アクションが得意じゃない人や、プレイステーションを持っていない人はプレイするハードルが高いので、YouTubeで実況者がゲームをしているのを眺めるだけでも、ストーリーを追うことができて面白いと思います。
中でも、ゲーム実況者である牛沢さんの龍が如くシリーズの実況が面白くておすすめです。全てのシリーズを追うことができ、解説や感想も交えながら実況されているので、楽しく見続けられるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、龍が如くの実写がひどいというのは本当なのか、理由やキャストもご紹介しました。龍が如くの実写がひどいという評価は確かに多く、キャストは豪華で演技力も文句なしの俳優さんばかりでしたが、原作ファンからはストーリーや設定が受け入れられなかったようです。今後配信予定の最新実写ドラマに期待したいですね。