週刊ヤングジャンプで連載された漫画「ゴールデンカムイ」はアニメ化・実写化もされた人気作品ですが、実写が炎上したという噂があります。ゴールデンカムイの実写がひどいと言われる理由は何なのでしょうか。キャストも気になりますよね。そこで今回は、ゴールデンカムイ実写がひどいと言われる理由や、キャストも調査したのでご紹介します。
ゴールデンカムイの実写が炎上？
ゴールデンカムイの実写は、映画公開後は炎上しておらず、公開決定しキャストが発表された時にキャラクターと俳優のイメージが合わないといった意見があり炎上したようです。また、ゴールデンカムイはアイヌ文化や史実に基づいた内容が特徴のお話なのですが、アイヌ文化を雑に表現する可能性などを懸念しているファンも多かったようです。しかし、実際に映画を見た人達からは肯定的な意見も多く、ゴールデンカムイの世界観は損なわれていないようです。アニメや漫画を実写化する際には、原作ファンの人からすると作品のイメージを損なわないか、心配になりますよね。
世間の感想
実際にゴールデンカムイの実写を見た人の感想をご紹介します。
厳しい意見もありながらも、ひどいと言われていた割には良かったという意見が多く見受けられました。役者さんの演技力も高く、アイヌ文化の表現に関して目立った否定的な意見もありませんでした。
ゴールデンカムイの出演キャスト
ゴールデンカムイの実写版に出演しているキャストの方々は下記の通りです。
- 杉元佐一：山﨑賢人
- アシㇼパ：山田杏奈
- 尾形百之助：眞栄田郷敦
- 月島基：工藤阿須加
- 二階堂浩平/洋平：栁俊太郎
- 白石由竹：矢本悠馬
山崎賢人さんは「キングダム」や「四月は君の嘘」、「氷菓」など様々な実写アニメの主役を演じていますよね。キャストが発表された時は、主人公の杉本のイメージが山崎賢人さんと合わないという意見も多かったのですが、実際に映画を見た人からは、キャラクターの解像度が高く、「本物の杉本がいた」と高く評価する声が多かったようです。また、作中のナレーションを声優の津田洋二郎さんが担当しており、アニメでは尾形百之助の声優を務めていました。津田さんの渋い声が作品の雰囲気にぴったりです！
アニメはどこまで放送されている？
ゴールデンカムイのアニメは第4期まで放送されており、第5期となる最終章の放送も決定しています。
| 第1期 | 2018年4月9日～6月25日 | 全12話 |
| 第2期 | 2018年10月8日～12月24日 | 全12話 |
| 第3期 | 2020年10月5日～12月21日 | 全12話 |
| 第4期 | 2023年4月3日～6月26日 | 全13話 |
| 最終章 | 2026年1月～放送予定 |
アニメ第4期はもともと2022年10月3日から放送されていたのですが、11月にメインスタッフが逝去されたことで放送の延期が発表され、2023年4月から改めて4期の1話から放送が再開されました。2026年からは最終章となる第5期も放送が予定されており、2025年10月からは劇場で「札幌ビール工場編」先行上映されています。
アニメ主題歌がかっこいい！
ゴールデンカムイのアニメではかっこいい主題歌が起用されているのですが、その中で特におすすめの楽曲をご紹介します！
Winding Road／MAN WITH A MISSION
こちらの曲はアニメ第1期のオープニング主題歌で、オオカミの被り物が特徴のロックバンドMAN WITH A MISSIONが担当しました。ゴールデンカムイの熱い世界観が表現されており、オープニングテーマにぴったりの楽曲です。より、ゴールデンカムイの人間ドラマを忠実に再現するために、歌詞の制作にはこだわったそうです。
出典元：mwamjapan
融雪／THE SIXTH LIE
融雪はアニメ第3期のエンディングテーマで、ゴールデンカムイの舞台である北海道の雪原を思わせるような世界観となっており、作品の雰囲気にとてもマッチしています。最初のサビに入る瞬間のアレンジもかっこよく、切なさの中に熱さを感じるような楽曲です。THE SIXTH LIEは他にも「とある科学の一方通行」のアニメ主題歌なども手掛けています。
ゴールデンカムイの作者はどんな人？
ゴールデンカムイの作者は野田サトルさんという方で、北海道北広島出身の漫画家です。2003年に「恭子さんの凶という今日」という読切作品でデビューし、2006年に読切「ゴーリーは前しか向かない」で第54回ちばてつや賞ヤング部門大賞を受賞しました。その後、2011年～2012年に週刊ヤングジャンプでアイスホッケー漫画「スピナマラダ！」を連載し、2014年～2022年に「ゴールデンカムイ」を連載しました。
ゴールデンカムイは2016年にマンガ大賞、2018年に第22回手塚治虫文化賞マンガ大賞、2022年に第51回日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞し注目を集めました。主人公である杉元佐一の名前は、屯田兵で日露戦争にも従軍した曽祖父の名前からとられているそうです。
野田サトルさんは、「作品と作者は切り離して考えるべき」という考えのもと、自身の写真や詳しいプロフィールなどは非公表としているのですが、担当編集者の方によると「寡黙だけれど、とても意志の強い人」だと言われています。
野田サトルの作品
野田サトルさんの連載作品で、ゴールデンカムイ以外にも「スピナマラダ！」という作品があります。アイスホッケーを題材にしたスポーツ漫画で、こちらの作品もゴールデンカムイ同様に北海道が舞台となっています。タイトルはアイスホッケーの技「スピナラマ」と北海道弁の「なまら」を掛け合わせた造語となっていて、北海道色が出ています。作品の中ではアイスホッケーのルールや用語に対しても説明がされているので、アイスホッケーの知識がない人でも面白く読むことができるようになっています。
また、アイスホッケーの話以外にも、パロディ要素があったり、ギャグ・コメディ要素が込められている部分もあったりと、とても面白い作品になっているので、気になる方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、ゴールデンカムイ実写がひどいと言われる理由や、キャストも調査したのでご紹介しました。ゴールデンカムイの実写が炎上したのは最初の方だけで、実際に映画を見た人からは肯定の声が多かったようです。キャストも豪華で、主演の山崎賢人さんの演技も高く評価されていました。アニメ最終章の放送も楽しみですね！
