少年マガジンで連載されたサスペンスアクション漫画「神様の言うとおり」ですが、最終回がひどいという噂があるようです。実写化もされているのですが、漫画と実写化の結末の違いも気になりますよね。
そこで今回は、神様の言うとおりの最終回がひどいという噂について、漫画と実写化の結末の違いも解説します。
神さまの言うとおりの最終回がひどい?
神さまの言うとおりは、第一章が全5巻、第二章が全23巻で完結する作品となっていますが、その最終回がひどいという声が上がっているようです。
なぜ、神さまの言うとおりの最終回がひどいと言われているのか、その理由をご紹介します。
① 伏線が回収されていない
神さまの言うとおりでは、解決していない謎が多く残っており、全ての伏線が回収されませんでした。参加者がどのように選ばれたのか、ゲームの明確な目的なども明らかにされておらず、1巻の初めに名前だけ出てきた「アシッド・マナ」の正体もわからないまま終わりました。最終回ではこれらの伏線がしっかり回収されると思っていた読者からすると、モヤっとした状態で終わってしまいました。
② 後味の悪い終わり方だった
物語の最後は、神候補として最後に残った明石靖人、丑三清志郎、天谷武丑三の3人が対峙し、丑三が最後に残りました。神となった丑三は、世界を第一話の直前へと巻き戻し、「自分の元に明石が再び辿り着く未来を待つ」と宣言し、悪夢のような物語がループするような形で終わります。
ハッピーエンドでは終わらず、ここまでの過酷な物語をまた繰り返すことになるという、後味の悪さを抱くことになり、ひどい最終回だと感じた読者もいたようです。
③ 死んだ人が生き返らない
神さまの言うとおりの登場人物は皆、ゲームで最後まで勝ち残った際には、死んだ人を生き返らせることができると信じてゲームに臨んでいました。しかし、実際には本当に生き返るわけではなく、“その人がイメージした人物”が人間の形をして蘇るだけということが、最後にわかります。この事実に読者は裏切られた感覚になり、最終回がひどいと思った人もいたようです。
漫画と実写の違い
神さまの言うとおりは、漫画と実写でかなり異なる部分が多かったようです。
残虐な描写がかなり控えめ
重要な人物が死ぬシーンはキラキラと星になるような演出となっており、死の恐怖が伝わらない演出となっていました。グロテスクなシーンが苦手という人にはありがたいかもしれませんが、原作ファンからするとホラー要素がソフトになりシラケてしまうと感じた人もいたようです。
結末が違う
実写では、最後のゲーム(缶けり)をクリアした後、高畑瞬と秋元いちかは、ゲームをクリアしたことを祝い、二人でアイスを食べていた。しかし、最後のゲームはまだ残っており、アイスの棒に「あなたは生きる」と書かれている者だけが生き残り、そしてそれ以外は死ぬという理不尽なゲームでした。高畑瞬はあたりの棒が出ましたが、目の前の秋元いちかの棒には何も書かれておらず、最後に秋元いちかは死んでしまいます。結局最後に残ったのは高畑瞬と天谷武の2人となり、世間の喝采を浴びるという結末でした。
原作では、丑三が勝ち残り、最初に戻り悪夢をループさせるような終わり方だったのと比較して、結末がかなり異なります。実写でもヒロインが亡くなってしまうので、どちらにしろ後味が悪い終わり方という意味では似ていますよね。
映画オリジナルの要素がある
神さまの言うとおりの実写では、映画オリジナルのゲーム、映画オリジナルのキャラクターが登場します。嘘つきが嫌いな「シロクマ」が登場し嘘つきを探すゲーム、「マトリョーシカ」が登場し缶蹴りをするゲームは映画オリジナルのゲームとなっています。
また、実写映画の中でも重要な登場人物となる、優希美青さん演じる高瀬翔子や、リリーフランキーさん演じる長髪のホームレスは映画オリジナルのキャラクターとなっています。
実写映画のキャスト
神様の言うとおりの実写映画に出演した俳優の方々をご紹介します。
- 福士蒼汰(高畑瞬 役)
- 山崎紘奈(秋元いちか 役)
- 神木隆之介(天谷武 役)
- 優希美青(高畑翔子 役)
- 染谷将太(サタケ 役)
主人公役を演じた福士蒼汰さんはじめ、若手の実力者俳優が勢揃いしたキャスティングとなりました。特に神木隆之介さんの演技力に対する評価が高かったようです。
作者はどんな人?
神さまの言うとおりの作者は金城宗幸(かねしろ むねき)さんという方で、大人気漫画「ブルーロック」の作者でもあります。
元々漫画家を目指していて、2008年に「独地小学校物語」で第80回週刊少年マガジン新人漫画賞特別奨励賞を受賞しました。その後、少年マガジンの編集者に「連載を目指すなら画力を伸ばしてほしい」と言われましたが、思うようにいかず諦めてしまい、そこから1年ほどお笑い芸人を目指していたそうです。
大学卒業後、編集者から「漫画の原作者をやってみないか」と声をかけられ、もう一度漫画家を目指すことになり、2010年に「第7位」という作品で平成22年度上半期赤塚賞佳作を受賞し、2011年に「神さまの言うとおり」で原作者デビューしました。
神様の言う通りと同じジャンルの漫画
神様の言う通りのような、サバイバルデスゲームをテーマにした作品はこれまでにも多くあり、同じジャンルの作品でもそれぞれ違った面白さがあります。
その中でもおすすめの作品として「リアル鬼ごっこ」という作品があります。ホラー作品で有名な山田悠介さんが書いた小説で、2001年に文芸社から自費出版本として刊行され、発行部数100万部を超える人気作となった作品です。当時はまだこのようなジャンルの作品が珍しかったということもあり、「佐藤」という姓の人間を狩る“リアル鬼ごっこ”が行われる、という設定が話題となりました。漫画化、映画化もされており、作品の人気ぶりが伺えます。山田悠介さんはこの作品で小説家としてデビューし、以降、多くのホラー小説を手掛けています。
まとめ
今回は、神様の言うとおりの最終回がひどいという噂について、漫画と実写化の結末の違いなどをご紹介しました。神さまの言うとおりの最終回がひどいと言われる理由は、読者の想像と違った終わり方だったことが原因のようです。実写映画は賛否両論ですが、神木隆之介さんの演技力に対する評価は高かったですね。気になる方はぜひ見てみてください!










