2021年に放送されたドラマ『夢中さ、君に』ですが、打ち切りになったという噂があるのですが、本当でしょうか。もし本当であれば、夢中さ君にの打ち切り理由が気になりますよね。また、原作はどのような作品なのでしょうか。
そこで今回は、ドラマ『夢中さ君に』打ち切りの理由について、ドラマ版と原作の違いも併せてご紹介します。
『夢中さ君に』は打ち切り?
夢中さ君には2021年1月8日~2月5日まで、毎日放送の深夜ドラマ枠で全5話にて放送されました。もともと5話で完結する内容となっていて、打ち切りになったという情報はありません。ドラマが終了した後、2025年8月にはアニメ化もされており、注目の作品となっています。
打ち切りの噂が出た理由
夢中さ君には、全5話という短い構成となっていて、無理矢理終わらせたのではないかと思われ、打ち切りという噂が出た可能性がります。原作も全1巻8編の短編漫画となっているので、ドラマも短くまとまったのだと思われます。
また、作品の内容としてストーリーに大きな展開があるわけではなく独特な雰囲気のある世界観なので、5話で急に終わったような感覚に陥り、打ち切りになったのではないかと思った人もいたみたいですね。
ドラマのキャスト
作品に出演していた主な俳優さんは下記の通りです。
- 大西流星(林美良 役)
- 高橋文哉(二階堂明 役)
- 福本莉子(松屋めぐみ 役)
- 坂東龍汰(目高優一 役)
今注目の若手俳優さんが多く出演していますね。また、本作は大西流星さん初の単独主演作品となりました。林美良は少し風変りでミステリアスなキャラクターで、いい意味でクセがあり、高校生だけど大人びているのですが、大西流星さんは、自分と重なる部分があまりないためゼロから役を作り上げたとコメントしていました。
主題歌
夢中さ君にの主題歌は、なにわ男子が歌う「夜這星」という曲です。ドラマのために書き下ろされた楽曲で、歌詞が作品の内容にピッタリで、淡い青春や切ない繊細な感情が表現されています。これまでのなにわ男子は、キラキラした王道アイドルのようなイメージが強かったですが、「夜這星」では落ち着いたバラード曲となっていて、なにわ男子のまた違った一面を見ることができます。
出典:MBS(毎日放送)
ドラマと原作の違い
夢中さ君にのドラマは、原作と一部異なるところがあるので、ご紹介します。
ストーリーの構成
原作漫画では林編と二階堂編という形で、完全に話が分かれていたのですが、ドラマではストーリーを微妙にリンクさせていて、原作では出会わなかったそれぞれの登場人物の運命が交差するという構成になっています。ドラマも原作も、どちらもストーリーに大きな展開はなく、日常の些細な出来事に焦点を当てた、静かに進む青春ストーリーとなっているのは共通で、ドラマでもその独特な世界観が再現されました。
終わり方
原作漫画では各短編が独立した形で話が完結していましたが、ドラマでは構成が違ったこともあり、各話が次の展開へと繋がるようになっていました。
原作では、読者に想像を任せるような余韻を含ませた終わり方となっていましたが、ドラマでは各話次に繋がるような終わり方になっていて、最終話も多くの人間関係の進展が描かれるなど、より明確な完結の仕方になっています。
一部の設定
ドラマと原作では一部、設定が異なる部分がありました。二階堂編の修学旅行先は、原作では沖縄となっていましたが、ドラマでは東京に変更されています。原作では短編ごとのキャラクターに接点はありませんでしたが、ドラマ版ではその登場人物が交差する構成になっているため、修学旅行先を東京に変更することで、松屋と荒川、林が偶然出会うというシーンにも繋がりました。
ドラマの評価
夢中さ君にのドラマは、Filmarksでは星3.9とかなり高評価となっていました。原作漫画の実写ドラマ化は、原作ファンからの厳しい目により否定的な意見が多くなりがちですが、本作はかなり肯定的な感想が多く上がっています。主演の大西流星さんをはじめとしたキャストの演技がとても自然で、原作の独特な雰囲気や世界観を壊さず、見事にシュールなセリフやシーンを再現しいてる部分が評価されていました。一方で、原作を知らない人からすると、独特な世界観とシュールさについていけず、よくわからないまま終わってしまったという人もいたので、原作を知ったうえで見る方が楽しめるのかもしれません。
通常、漫画の実写ドラマかは、「原作とは切り離して別物として見たら面白い」などという意見があがることも多いですが、夢中さ君には逆パターンとなっているようで、珍しいですよね。
原作者はどんな人?
夢中さ君にの原作者は、和山やまさんという方です。沖縄県出身の漫画家さんで、東京工芸大学芸術学部マンガ学科を卒業しています。
2015年の大学3年時に『優等生の問題』という作品が第67回ちばてつや賞一般部門入選となりました。2016年には、沖縄が舞台のサーフィンを題材にした読み切り『渚へいこう』が週刊Dモーニングにて巻頭で掲載され、漫画家として初めて原稿料をもらった仕事となりました。
『夢中さ、きみに』は2019年2月の2019年2月のコミティア127にて頒布した同人誌で、それがコミックビームの編集者の目に止まり書籍化が決まりました。KADOKAWAから単行本が出版されると品切れが相次ぐほど売れたそうです。実写ドラマ化されるのも納得ですね!
和山やまが手掛ける他の作品
和山やまさんが描く漫画は短編のものが多く、全1巻で終わるものも多いです。なかでも、「カラオケ行こ!」は2025年7月にアニメ化されていて、夢中さ君にと共にアニメ化が発表された作品です。こちらの作品も何とも言えないシュールな世界観で、夢中さ君にと同じような独特で不思議なコメディ作品となっています。
まとめ
今回は、ドラマ『夢中さ君に』打ち切りの理由について、ドラマ版と原作の違いも併せてご紹介しました。夢中さ君には打ち切りではなく、完結していることがわかりました。大西流星さんの配役もぴったりだったようです。ドラマと原作では少しずつ異なる部分があるようですが、どちらも良さがあるので、両方チェックしてみるのがおすすめです。










